FXの自動売買におすすめのソフト(EA)や方法を検証

初心者がFXの自動売買で勝てるように、筆者が選んだおすすめのソフト(EA)や方法を検証していきます。裁量トレードでは勝てない方は、自動売買のほうが合っているのかもしれませんので、この機会に自動売買を始めてみてはいかがでしょうか?

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MT4でのバックテストのやり方は様々ありますが精度を重視するべき理由

バックテストは、過去のチャートを用いてEA(自動売買)をシミュレーションする方法です。

MT4にはストラテジーテスターと呼ばれる機能があり、ヒストリカルデータ(過去のチャート)があれば簡単に過去検証が行えます。

しかしヒストリカルデータにもブローカーによって様々なものがあり、バックテストの方法1つで結果が大きく異なってきます。

バックテストを見誤るとEA本来の性能よりも過剰に良いものと勘違いして、大きな損失を受ける可能せがあるだけにバックテストは慎重に行うべきです。

しかし実際の運用が全てバックテストどおりにいかないことも事実としてあり、バックテストはあくまで参考値として過信しすぎないことも必要です。


ヒストリカルデータの入手方法


ヒストリカルデータは長期間の過去のチャートを保存しておいたもので、ブローカー等がもっています。

現在入手可能なヒストリカルデータは下記のとおりになりますが、GMTや抜けなどがあるヒストリカルデータもあるため精度に差があります。

提供元 デューカスコピー アルパリ FXDD GMOクリック証券 MetaQuotes
期間 2003年~ 1999年~ 2005年~ 2007年~ 1971年~
タイムゾーン UTC+0 UTC+2(2011年5月まではGMT+1) UTC+2(夏時間あり) UTC+9 自動変換
最小単位 Tick 1分足 1分足 1分足 1分足
懸念事項 特になし GMTの変更あり 抜けが多数 GMTが一般的ではないため変換が必要 抜けが多数

以上のことからバックテストで使用するヒストリカルデータは、デューカスコピーが無難だと思います。

より精度を上げたい場合は、使用しているブローカーのTickを保存して使用するのがベストです。

デューカスコピーのヒストリカルデータでバックテストするのに便利なツール


デューカスコピーのヒストリカルデータは唯一Tickのデータであることから、バックテストするためのツールが多くあります。

中でも通常のMT4では不可能なリアルTickを用いたバックテストが可能なツールもありますので、より精度を上げたい場合にはこれらのツールを利用したほうが良いと思います。

ツール名 Tick Data Suite QuantDataManager Tickstory Lite Jforex
リアルTick 不可(有料版のみ可) 不可(1分足のみ)
可変スプレッド 不可 不可 不可
無料版 2週間のみ あり あり あり
有料版価格 $97.1/月、$183.1/年、$499.1/無制限 $9/月 $49/月、$119/年

ツールを利用したバックテストのやり方


各ツールを用いてバックテストする方法をまとめましたので参考にしてください。




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Tickstory Liteの使い方とデューカスコピーのヒストリカルデータでバックテストする方法

Tickstoryは、デューカスコピーのリアルTickヒストリカルデータでバックテストできるツールです。

さらにTickstoryには無料で使用できる「Tickstory Lite」があり、気軽にデューカスコピーのヒストリカルデータでバックテストをすることができるツールといえます。

通常MT4で使用するヒストリカルデータは、どこのブローカーのものであってもMT4が擬似Tickを作成しバックテストをするためリアルのTickでのバックテストはできない仕組みですが、TickstoryはリアルTickでのバックテストを可能にさせることができるのです。


Tickstory Liteのダウンロード方法


tickstory download1

Tickstoryの使い方

こちらからLite Freeの欄にあるDownloadをクリックしてダウンロードします。

インストール後、Tickstory.exeを起動しますが、毎回管理者として実行をクリックして起動させてください。

Tickstoryの使い方

ダウンロードしたいシンボル名を右クリックするとダウンロード、MT4へエクスポート、ファイルへエクスポートという選択肢が出ますのでダウンロードを選びます。

期間を指定できるので、入力してOKを押し、ダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、ファイルへエクスポートをクリックします。

Tickstoryの使い方

開始日、終了日を任意に指定します。

時間フレームは1分足を選びます。

時間帯調整とはGMTのことで、使用するブローカーがGMT+2(夏時間あり)の場合は、(UTC +02:00)ヨーロッパ/ロンドン夏時間のUTC+2を選びます。

データ出力は変更しません。

出力ファイル名は、使用するブローカーのシンボル名に合わせた名前にします。

エクスポートが完了するとTickstory Liteのインストールフォルダにcsvファイルが作成され、これがヒストリカルデータとなります。

MT4にヒストリカルデータを設定する方法、バックテストする際の注意点についてはこちらを参考にしてください。

Tickstory(有料版)の使い方


なお前述で、MT4へエクスポートという選択肢はあったかと思いますが、実はリアルTickでのバックテストをするためにはこちらを選ぶ必要があります。

しかし残念ながら「Tickstory Lite」ではバックテストできる期間を1年以内に制限されており、長期間のバックテストをしたい場合は有料版にアップグレードする必要があります。

リアルTickでのバックテストをする場合の方法は以下のようになります。

MT4へエクスポートからヘルプを選びます。

MQ4を展開をクリックし、使用するMT4のExpertsフォルダに入れます。

MT4を起動し、適当なチャートを開き、ナビゲーター内エキスパート項目の「TickstoryInfoExpert」をチャートへドラッグアンドドロップします。

Tickstoryの使い方

パラメーター入力のConfigFileNameに適当なファイル名を入力します。

SymbolSuffixに、ブローカーのシンボル名がシンボル名以外の文字を利用している場合にその文字を入力します。

Ticstoryに戻り、ファイルの設定を開きます。

MT4の設定を選び、インストールフォルダ、データフォルダ、サーバー名を選びます。

Tickstoryの使い方

MT4へのエクスポートからメタトレーダー情報タブを選び、読み込みをクリックします。

MT4のデータフォルダ⇒MQ4⇒Files⇒(先程つけたファイル名).mt4configを選びます。

スプレッドの項目に設定したいスプレッドのポイントを入力してOKを押します。

Tickstoryの使い方

データエクスポートタブを選択し、開始日、終了日を選びます。

使用する時間枠を選びます。

HSTファイルを生成、FXTは読み取り専用にする、既存のファイルを上書きにチェックをします。

時間帯調整で使用するブローカーのUTCを選びます。

MT4出力先が間違っていないか確認してOKを押します。
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Tick Data Suiteの使い方とデューカスコピーのリアルTickヒストリカルデータでバックテストする方法

Tick Data Suiteは、リアルTickでのバックテストを実現させるためのツールです。

MT4では疑似Tickを生成するという仕組み上、リアルなTickとかけ離れたデータでバックテストされてしまうためフォワードとの乖離が問題でした。

しかしこのTick Data Suiteは、疑似Tickに改変させることなくデューカスコピーのリアルTickでバックテストすることができるため非常に優れたツールといえます。

さらにリアルTickだけでなくスプレッドもリアルのように可変させることもできるため、もっともリアルに近いバックテストを実現できているといえます。


Tick Data Suiteのダウンロード方法


Tick Data Suiteの使用方法

 Tick Data Suiteはこちらのサイトからダウンロードします。

2週間試用することもできるため、初めは試用版を試すということもできますよ。

Tick Data Suiteの使用方法


Tick Data Suiteの使用方法

Tick Data Suiteを起動したら左上のSourceがDucascopyになっているか確認してください。

Tick Data Suiteは、Ducascopy以外のヒストリカルデータを選ぶこともできます。

次にダウンロードしたいシンボル名の右端にある▼をクリックすればダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了した後、MT4を起動させます。

Tick Data Suiteの使用方法

MT4が起動すると通常に比べて一部の項目が変わっています。

まずUse tick dataにチェックを入れます。

そしてTick data settingsをクリックし、設定を行います。

Tick Data Suiteの使用方法

Basicタブでは、GMTと夏時間の設定を行います。

また可変スプレッドでのバックテストをしたい場合は、Use variable spreadにチェックを入れます。

その他のタブにはスプレッドの値を指定したり、スワップポイントを指定できる項目もありますので好みで設定してみてください。

設定後、バックテストをスタートする方法は通常と同じになります。

ヒストリカルデータを読み込ませる手順が省かれるので、簡単にバックテストが行えますし、バックテストスピードもこちらのほうが速いというメリットがあります。

Tick Data Suiteの使用方法

バックテストが完了し、レポートをみるとモデリング品質が99.90%となっています。

通常は90%が上限ですが、リアルTickを使用したTick Data Suiteのバックテストでは99.90%の品質があるという証明みたいなものです。

また、可変スプレッドでバックテストするとスプレッド欄がVariableとなっています。
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Quant Data Managerの使い方とデューカスコピーのリアルTickヒストリカルデータでバックテストする方法

Quant Data Managerは、StrategyQuantがリリースしているバックテストツールです。

StrategyQuantは、Quant Analyzerなどのバックテスト関連の便利なツールを出しているところですが、Quant Data ManagerというツールはデューカスコピーのリアルTickを使用してバックテストをするためのものとなります。

また、それだけでなく無料版でありながらリアルTickでのバックテストをできるというコスパも最高なツールとなっていますので使ってみて損はないと思います。


Quant Data Managerのダウンロード方法


Quant Data Managerの使い方

こちらのサイトからダウンロードしてください。

無料版と有料版がありますが、通常の用途であれば無料版で十分かと思います。

Quant Data Managerの使い方


Quant Data Managerの使い方

Quant Data Managerを管理者として起動し、左上のDucascopy dataをクリックするとAdd new Ducascopy data symbolという項目がありますのでクリックします。

するとダウンロードできるシンボルの一覧が表示されますので、好きなシンボルの左にチェックを入れて、右下のsavaをクリックします。

SymbolNameの欄に先程選んだシンボルが表示されますので、同じように左側にチェックを入れ、左上のDucascopy dataをクリックし、Download data for existing symbolをクリックします。

Quant Data Managerの使い方

Choose data range downloadの項目でヒストリカルデータの期間を選びます。

Data typeはTick dataを選びます。

Redownload optionsでは、Add only missing dataを選びます。

Fast Data Downloadは無料版では選択できません。

最後に右下のStart downloadでダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了したら、そのシンボルを選択します。

ここでTimezoneをみてみると、UTCとなっています。

使用しているブローカーがUTC+2等の場合は、Clone to timezoneをクリックします。

Quant Data Managerの使い方

Choose timezoneで使用するUTCを選択します。

選択したらProceedでUTCの変更が開始されます。

次に使用するMT4のブローカー情報をQuant Data Managerが読み込めるようにする必要があるため、「ExportProperties.mq4」というスクリプトを入手します。

こちらからダウンロードできます。(StrategyQuantにアカウント登録していないとダウンロードできません)

ダウンロードしたらMT4のデータフォルダー⇒MQL4⇒Scriptsに入れます。

ツールからメタエディタを起動し、ExportProperties.mq4を開きます。

ファイルが開けたらコンパイルをクリックして、コンパイルが完了したらメタエディタを閉じます。

一度MT4を再起動し、バックテストに使用するシンボルのチャートを適当な時間足で表示させます。

そしてナビゲーターにあるExportPropertiesのスクリプトをチャートにドラッグアンドドロップします。

MT4を閉じます。

Quant Data ManagerのUTC変更後シンボルをチェックし、Expert to MT4z(FXT & HST)をクリックします。

Quant Data Managerの使い方

Choose data range to exportでバックテスト期間を設定します。

Output folderに使用するMT4のインストールフォルダー、データフォルダ、サーバー名を選択します。

Symbolではエクスポートするシンボルを選び、Name in Mt4に入力するのは、そのブローカーが使用するシンボル名です、

Load other MT4 data specfication fileをクリックし、MT4のExportPropertiesスクリプトによってシンボルの情報が出力された「mt4.properties」というファイルがデータフォルダー⇒MQL4⇒Filesにあるので選択します。

Start exportでエクスポートが開始されます。

エクスポートが完了したらMT4を起動し、ストラテジーテスターからバックテストを行えます。
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Jforexからデューカスコピーのヒストリカルデータを入手してバックテストする方法

JForexとはデューカスコピー・ジャパンが提供しているFXトレードをするためのプラットフォームでMT4のようなソフトウェアです。

デューカスコピー・ジャパンの口座を開設してFX取引する場合、このJForexで取引をすることができますが、他の機能としてデューカスコピーのヒストリカルデータを入手することができます。

その場合にアカウントを作ってJForexをダウンロードする必要がありますが、デモ口座でも可能ですので、取引しなくてもヒストリカルデータを入手するために作っておいて損はありません。


JForexのダウンロード方法


JForexのダウンロード方法

初めにこちらからデモ口座を開設します。

入力後、メールで口座番号、ログインID、パスワードが送付されます。

ちなみにデモ口座の有効期限が30日となっていますが、JForexは30日を超えても利用できるみたいです。

JForexのダウンロード方法

次にこちらからインストール版、ダウンロード版好きな方法でJForexをダウンロードします。

ダウンロードし、インストールが完了するとJForex.exeからJForexを起動することができます。

JForexのダウンロード方法

起動するとログインID、パスワードの入力が必要ですので事前に開設した口座のアカウントを入力します。

ヒストリカルデータのダウンロード方法


JForexのダウンロード方法

JForex上部の表示タブからヒストリカルデータ所得をクリックします。

JForexのダウンロード方法

欲しいヒストリカルデータの期間を時間範囲で選びます。

カスタムを選ぶと人気の範囲を指定することもできます。

期間は時間足を選ぶことができますが、1分足を選びます。

ほしい通貨ペアの左にチェックし、右のビットの欄にもチェックを入れます。(アスクは不要なのでチェックしない)

JForexのダウンロード方法

下部の設定をクリックしヒストカリカルデータの形式をHST、ダウンロード先を任意に指定します。

ダウンロードをクリックすると開始され、指定したダウンロード先にファイルが作成されます。

ヒストカリカルデータのGMT変更方法


JForexからダウンロードしたヒストリカルデータは、UTC+0(世界協定時刻)となりますので使用するブローカーによってはGMTが異なるためにバックテスト結果が誤ったものになります。

ブローカーの多くが採用しているGMT+2(夏時間あり)であれば、GMTを変更するスクリプトがこちらから入手できるので、必要に応じて変更できます。

MT4にヒストリカルデータを設定する方法


MT4を起動し、ファイルからデータフォルダーを開きます。

ここでデータフォルダーを開いたまま、MT4は閉じます。

データフォルダー内のhistoryフォルダから口座名のフォルダーを開き、中にあるhstファイルを全て削除してデータフォルダーを閉じます。

MT4を起動し、ツールのヒストリーセンターからダウンロードした通貨ペアの1分足を選択します。

インポートをクリックし、JForexからダウンロードしたデューカスコピーのヒストリカルデータを選びます。

インポートできたら閉じるを押し、MT4をと閉じます。

MT4を起動し、オフラインチャートから先程インポートした通貨ペアのチャートを表示します。

スクリプトの「period converter ALL」をチャートにドラッグアンドドロップすれば自動で各時間足が作成されます。

「period converter ALL」はこちらから入手できるので、ダウンロードしてスクリプトフォルダに入れれば使用できます。

バックテストする際の注意点


histryフォルダ内にあるhstファイルやバックテスト時に作成されるfxtは容量が大きくなるため、空き容量の少ないディスクにMT4を置いている場合容量不足になる可能性があります。

そのためhistoryフォルダは、フォルダごと圧縮することで容量を節約できます。

またシンボリックリンクで別のディスクに移すこともできますが、バックテストの速度が遅くなるのでおすすめできません。

fxtファイルが作成されるtesterフォルダに関してはシンボリックリンクで別のディスクに移しても影響ないので、こちらは移してしまったほうが良いと思います。


ダウンロードしたヒストリカルデータの期間外のバックテストをすると、Meta Quotes社のヒストリカルデータが上書きされて不整合チャートエラーになります。その場合は、ヒストリカルデータを一旦削除してインポートからやり直したほうが良いです。
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